私達の身近にあるそばは、優れた健康食品ですが昔からみるとあまり食べられていません。米・小麦など穀類のほとんどが、精製により、胚芽の部分を取り除き、 胚乳部だけを食べるのに比べ、そばは胚芽や種皮の一部も食用にできるからです。 玄米食がブームといってもマイナーでほとんど食べられておりません。そばは毛細血管を強化し脳出血や脳出血性病等の予防効果がありルチンなどのミネラル類やビタミン類、 良質のたんぱく質を豊富に含み、各種の成人病を予防し,長寿に効果のある健康食品・低カロリー食品なのです。 ルチンはそばの殻にだけ多く含まれる栄養素で、ビタミンPともよばれる。食物では、そばにしか含まれておらずそば一杯(150g)に150mg含まれているようです。ルチンはビタミンCといっしょになって毛細血管を強くする働きがあるといわれています。
実際、外国では一日に50mgのルチンをとれば、脳溢血は防げるといわれおります。また、そば粉(一番粉を除く)には4~7%の食物繊維が含まれていて(小麦粉の約2倍、白米の8倍以上)、よく知られるように、食物繊維は便秘の予防や解消に効果があります。最近は繊維質を含む飲料が数多く出回っていますが、そばの食物繊維の量はこれらの比ではありません。
毎日食べるのは無理だとしても3日に一回は食べていただきたいものです。
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