二八の月、2月と8月は商売が落ち込む月として有名です。
2月と8月をひとくくりに呼ぶ「にっぱち」は、商売の寂れ時の意味で使われております。
正月と盆に出費がかさみ財布のひもが固くなる時期で、「にっぱち」の嘆きば商売人のあいさつがわりでした。
そば屋も例外ではなく、2月は気温が下がるたび売上も下がり、8月は暑さに反比例して売上が下がります。
7月と比較すると客数で3割、客単価でも1割はダウンしております。そのためお盆やお盆明けに連休をとる店が結構あるようです。私の店でもいろいろ手をかえ、品をかえやっておりますが新そばが出回る時期になるまで厳しい日々の毎日です。
今年の新そばは、7月の低温の影響で例年より遅くなりそうで9月上旬の予定ですが、はっきり日時が決まりましたらブログにのせます。薫り高い緑色の新そば、今しばらくお待ち下さい。
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