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[03/22 watanabe]
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プロフィール
HN:
白熊
年齢:
78
性別:
男性
誕生日:
1946/06/19
職業:
手打ちのそば屋
趣味:
料理づくりと食べること
自己紹介:
戌年の64歳のわがまま、自己中のおじさんです。
東豊線新道東駅徒歩3分の自宅を改装、手打ち蕎麦屋を開業し8月で満5年になります。
地場産品応援の店として「緑提灯」を掲げております。
モットーは「結果は努力に比例する」何事も手を抜かず一生懸命やる事といつも正直でありたいこと。
藪忠の店名について
店名の「藪忠」は藪そばの藪とまだまだ腕が「やぶ」と
名前の忠雄の忠をとって命名しました。
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手打ちそば処 薮忠のわがままブログ

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2,3日前の道新にFLコストの記事がのっており、懐かしく昔を思い出しました。10年ぐらい前に外食の経営に携わり毎日FLコストとにらめっこしてました。
FLコストとは飲食業においける重要な経営指標でF=FOOD(食材)、L=LABOR(人件費)を意味します
中小飲食業における標準値的なFLコストは65%~70%(業種業態によって異なります)と言われています。
残りは水光熱費や家賃、設備投資等がかかり営業利益は10%が健全経営と言われております。
例えば高級レストランなどは売価が高いためF(食材)比率は低くなりますが、サービス度が増すためL(人件費)比率が高くなります。逆にファーストフードなどは売価が低いためF(食材)が高くL(人件費)は低くなります。
人件費
人件費は飲食業にとって売上原価と同等に重要な項目です。
中小企業庁が毎年発表している飲食店業種別の人件費率と売上原価率(平成15年版)では以下のようになっております。
業種別 売上高対人件費率 売上原価率
飲食店平均 27.1% 37.8%
食堂・レストラン 26.2% 38.6%
中華料理・その他東洋料理店 39.6% 32.3%
そば・うどん店 34.8% 33.5%
すし店 30.6% 47.1%
喫茶店 32.8% 26.4%
料亭 24.8% 49.0%
藪忠の売上原価率 は55%、人件費はほとんどゼロでその分、値段をおもいきり下げております。
たとえばもりそば
手打ちそばで藪忠と同じ北海道産100% のそば粉を使っているお店では茹でる前のそばの量は150-160gで値段は600円~700円です。老舗の高級手打ちそば屋では120-130gで800円~900円はとります。
藪忠では200gで550円、さらにサービスとして自家製の漬物と出汁巻き玉子をつけております。
これぐらいの価格設定でなければ住宅街で自宅を改装した店で、靴を脱いで上がるというハンデを考えれば値段で勝負しなければ仕方ないと思います。儲けはないですがお客様の満足を励みに頑張っております。

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札幌市の昨日現在の累計降雪量は252cmです。今朝も降っているので280cmぐらいでしょう。昨年は320cmなので来週には追いつきそうです。
藪忠の駐車場はロードヒーテングにしてますが灯油が高騰しており、まともにヒーテングすると月10万円の灯油代がかかるので人力で除雪しています。
駐車スペースは3台プラス車庫前1台の計4台あり、雪かきも結構な重労働です。大雑把に自分が雪かきをして仕上げは家内がこまめにやっています。せっかく綺麗になった後、真夜中に市の除雪車が大量の硬い雪を間口10数メートルにわたり置いていくので怒り心頭です。何とかならないの市役所の旦那・・・・
来る2月14日(木曜日)は、所用の為臨時休業いたします。
大変ご迷惑をおかけします。
2月のおすすめ品として生海苔そばをメニューに加えます。価格は700円です。
磯の香りいっぱいの生海苔、わさびとの相性もよく、そば通の方にはたまらない一品です。
花巻そば同様、約束事としてネギはつきませんが必要な方はお申し出ください。
BS12チャンネルの中国麺ロードをみた。
中国各地には、数え切れないほどの種類の麺がありる。
作り方を見てみれば、両手で引っ張る「拉麺」、包丁で切る「切麺」、練った小麦粉を刀で削りとる「刀削麺」、指先でひねり出した形が猫の耳に似ている「猫耳朶」、ゆるく溶いた小麦粉を竹べらで飛ばす「撥魚児」などなど、中には曲芸まがいの作り方をするものまであります。
原料も、小麦はもちろん、カラスムギをつかった「怎麺」、高粱で作った「紅麺」、日本と同じそば粉をつかった「蕎麦麺」等々、ありとあらゆるものを材料に麺を作ります。また、調理法でいえば、スープで食べる「湯麺」、肉みそをかき混ぜて食べる「炸醤麺」、とろみのついたあんかけスープの「打鹵麺」、辣油の浮いた劇辛「担々麺」、具をのせて食べる「拌麺」、等々・・・。また、麺は高級レストランで食べる料理ではなく、朝に夕に日々食す我々の日常生活に密着した食べ物です。だから、そこには人びとの息づかいがあります。この番組では麺を訪ねる旅を「人びとと出会う旅」であり「文化と出会う旅」と捉えて取材を行っていきます。
第7話の「明日の麺名人を目指して -山西省太原市-」(山西省太市)は麺の里と言われる山西省の省都・太原には、麺作りのコックを養成する学校がある。全国から集まった16歳からの男女が、2年間、せっせと麺作りの勉強に励む。ここの卒業生は、全国の有名レストランで麺を作っている。寄宿舎での生活も含めて学生たちの生活に密着して、彼らの夢を追う姿が描かれていた。
日本では、そば、うどん、ラーメンなどががありますが中国のように麺作りのコックを養成する学校はないと思います。いろいろ参考になる番組なのでご紹介しました。