本日の道新朝刊の１面に「ゆめぴりか商戦空振り」と大きくのっていました。
北海道米のエースとして期待されたいましたが冷夏と長雨の影響で収量不足に加え
品質基準も下回った旨報道されていました。
先日、お客様から家では「ゆめぴりか」を食べているが藪忠さんのご飯(ななつぼし)の方が美味しいとの指摘がありなるほどと思った次第です。
「ゆめぴりか」同様、新そばも収量ダウンに加え香り、甘味もいまいちの状況であり、そば屋の腕が試されるシーズンといえましょう。

今年初めて家庭菜園を始めました。藪忠の店から歩いて10分程度で広さはわずか8坪ほどです。
全くの素人なので肥料は水のみ､雑草取りの毎日でしたが辛味大根、トマト、枝豆、大葉、玉ねぎ等の収穫がありました。
辛味大根は夏場無料で提供したので多くのお客様に喜ばれました。インターネットで種を購入、盛り土もせずちょこつと穴をあけて播いたため変形な物が多かったです。今考えたら反省、反省です。
辛味大根は年内までもちそうです。
今現在、畑は秋まきの大根だけになりましたが11月初めに収穫、ニシン漬けや粕漬けになり皆様の口に入る予定です。
今年は無肥料でしたが、そば屋なのでほとんど毎日そばつゆで使った鰹節や昆布は捨てていましたが畑に埋めると最高の肥料になるとのことで今からせっせと畑に埋めているので､来年は今年の反省を踏まえ乞うご期待です。収穫時期がずれるよう種を蒔く時期をずらしたり、植えるブロックをずらしていく輪作も行う。ガーデニング感覚で気軽に育てることができるハーブ類も、料理のバラエティをひろげるもののでミョウガ、バジル、ローズマリー、ミントなどはぜひ育ててみたいです。

例年より1カ月遅れですが昨夕やっと手に入りました。8月末から何人ものお客様から問い合わせがあり、今年は気候の変動であきらめていましたがホットしてます。20人分ぐらいしかないので早めにお越し下さい。
温かいそばの落葉キノコそばは８８０円です。
入荷のある時、限定になりますのであしからず。

先日幌加内の新そば祭りのご案内をいたしましたが藪忠では
9/1より新そばを提供いたします。
今年の作柄は冷夏と長雨の影響で収穫量はかなり落ちそうで
価格は前年の２割増強の通知を受けており、そば屋としては
価格に転嫁できず厳しい状況下にあります。
新十津川の新そばから始まって幌加内、留萌、沼田など味と
香りのいいものを提供いたしますので是非、この機会に
新そばをご賞味いただければ幸甚です。

第16回幌加内町新そば祭りが行われます。
09.05（土）～09.06（日）の二日間です。
日本最大のそば生産地である幌加内町で、全国よりプロ・アマを問わず日本最大規模となる25店の蕎麦の匠が集結し、国産の安心・安全をテーマにご当地蕎麦の美味しさを伝える（原料はほろみのり)。
素人そば打ち四段位認定会なども開催される。
特別ゲストとして広島県　雪花山房達磨の高橋邦弘名人が参ります。
尚、会場内で提供されるそばは全て「ほろみのり」を使用します。
札幌で「ほろみのり」を提供しているのは藪忠のみです。